4月24日~26日。石井、池田、越山3名の熟年登山隊で白馬岳に登った。リタイア組の特権だが、「5月連休前の好天気の日」というタイミングを選んだ結果、快晴無風の絶好のコンディションに恵まれた楽しい雪山登山となった。
4月25日。かなりのロングコースなので、ヘッドランプをつけて朝4時過ぎに栂池ヒュッテを出発。天狗原~白馬乗鞍岳を経由して小蓮華山に続く稜線伝いに白馬山頂を目指した。(写真は白馬乗鞍岳から見た唐松・五龍・鹿島槍)
白馬大池でスノーシューからアイゼンに履き替えて、船越ノ頭~小蓮華山を越えたあと三国境まで下る。(写真;左に白馬岳を見ながら小蓮華山付近の稜線を登る)
三国境から先は白馬岳まで雪の稜線が続いたが、途中、2カ所ほどやや急な雪壁が出て来た。山頂に近づくと左手に大きな雪庇が張り出しており、不気味な深い雪の割れ目が出来ていた。
栂池ヒュッテを出発してから約6時間半で白馬山頂に着いた。快晴無風の山頂からは、北アルプス連山の中に聳える剱岳がひと際印象的であった。
下山は残雪期ならではのルートをとることにした。・・・いったん船越ノ頭まで戻ったあと、鞍部から急な雪の斜面を豪快な尻セードで一気に谷底まで滑り降り、栂池湿原の横を通ってヒュッテに戻った。この日は約11時間というシニアの3人にとってはややきつい行動だったが、ヒュッテに着いて飲んだ生ビールで疲れもすっ飛んでしまった。
なお、本山行の詳しい内容については、小生のブログ:「マサオの徒然日記」をご覧下さい。 残雪期の白馬岳に登る