2016.05.08 富士山富士宮口
参加者:U,エリック(フランス)、ジェームス(英国)、ジョン(英国)、ナタリー(チェコ)
7:35富士宮口5合目駐車場 12:15富士宮口山頂 12:40剣が峰 15:00 富士宮5合目
フランスのガイドEricが4名のクライアントを連れてやってきた。富士山に登りたい、スキーで滑りたいとのことだった。先日の偵察から今年は雪が少なくあまり滑れないとの伝えてあったのだが。Ericとはフランスで仕事の関係で知り合い、フランスで一緒にスキーを滑ったことはあるが、山へ行ったことはなかった。英語の堪能はEricの顧客はなぜか裕福な外国人ばかり。丸の内の5星ホテルで車に乗せ富士山へ向かった。目的は剣が峰いうことで富士宮口5合目から登ることにした。彼ら4名はスキーで自分はスキーなしで登ることとする。彼らの持参したスキーは驚くほど軽い、もちろんTLTバインディングである。それでも、Ericはナタリーのスキーを含め2台のスキーを担いでのぼり始める。雪のほとんどない斜面を兼用靴で登るのだからなおさら大変である。3200m地点からは彼らはシールアップで山頂直下まで登る。そこで、スキーをデポ、山頂から剣が峰へ。日本の最高地点ということで大喜びだったが、ヨーロッパにはたくさんある並の高度ということで複雑な気分だった。もちろん彼らは高度順応などということは無縁だった。Ericはモンブランを3、40回ほど、自分は富士山を同じ程度であり、その差は歴然としていた。下りは彼らは途中の歩きもあるが7合目まですべり、自分は40分ほど遅れ5合目へ。最近のスキー、スキー靴が軽量化されていることを知っていたがこれ程までとは知らなかった。来シーズンは少々考えることとする。
富士宮口5合目駐車場にて。
雪の全くない6合目付近の登り。雪が無く、申し訳ありません。
7合目下でやっと雪が現れました。
待望のスキー登行のはじまりです。
彼らの登るスピードは速い。エリックははるか上を先行します。
富士宮口山頂。
剣が峰。日本の最高点で大喜び。
エリックと。登頂できて肩の荷がおりました。