2013.06.29 祝世界遺産登録 富士山

参加者:U,N (U記)

6;30富士宮口5合目 9:35 富士宮山頂

12:40下山開始 14:20 5合目駐車場

谷川など登攀を行うには天気が不安定で良く解らない天気の週末だった。仕方がない時のいやいや富士登山ということで、山開き前のラストチャンスの富士を登った。世界遺産登録後、脚光を浴びる富士山だが、自分たちにとっては高度順応のためだけという、高くてつまらない存在に過ぎない山、富士山は変わらない。

予定より大分遅れて車内で起きると、5合目の駐車場は車で溢れ、登山者の大部分は既に取り付いていた。出だし二人とも調子悪く、いやだいやだと歩いているうちに8合目を過ぎる頃上空に晴れ間が見え始める。あまり暑くなく嫌な部分を涼しく通過、最後の100Mには少々雪が残るがアイゼンの必要もない。途中、スキーを担いだ早いペースの登山者が追抜いて行く。その後お話すると、自分も名前だけ登録する、山岳スキー研究会のMさんだった。真夏に富士山頂までスキーを担ぎ揚げる気力と体力に驚かされる。そして我々よりもはるかに速い登り。剣ヶ峰で再度お会いし、火口に残る残雪を滑るMさんを携帯電話で撮影したつもりだったが、結果的に失敗。そういえば、5月の時もカメラを忘れた。剣ヶ峰からのお鉢廻りは柔らかな日差しを浴び気持ち良い散歩だった。振り返ると火口にMさんの綺麗なシュプールが刻まれていた。川口湖口山頂でお茶を沸かして時間を潰し、富士宮山頂で1時間の昼寝をして、3時間以上の山頂滞在というノルマを果たして下山した。後はヨーロッパアルプスで何処を登るか?

最後に、“富士山を世界遺産にする国民会議”の事務局長として尽力されました学友Mさんの長年のご努力に心より敬意を表します。

fuji 1

              9合目を過ぎると上空には青空も。

fuji 2

             去年の同時期には雪が残っていた山頂直下。

    s-P1000008

             剣ヶ峰よりも高い場所で。 

s-P1000007              RSSAのMさんが火口へ向けて大滑降。

s-P1000001

             ”お鉢廻り”もう一周より効果があると言われている昼寝で高度順応。

カテゴリー: 山行報告 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です