参加者:U,N
10;50 中山尾根下部岩壁登攀開始
12;50 日の岳頭 登攀終了
ヨーロッパから帰り物凄い暑さと、時差ボケに体調が狂ってしまう。適当に涼しく、前夜発日帰りのルートはないかと思い悩む。谷川は暑そう、雪渓がどうなっているか?ブヨも多そう?結局、季節はずれの八ヶ岳中山尾根へやって来た。
中山乗越からは途中積雪期よりも解り難いところがある。適当に踏み跡らしきを辿るが左よりが正解だった。誰もいない静かなアプローチでのんびりしてしまう。取り付き最後のところがザレていて登り難い。
下部岩壁1p目は左よりのフェースから上る。冬季は左雪壁を登った2p目はフェースから凹状へ直上。岩は全く信用出来ず一手一手確かめながら登る。
途中の草付き帯は浮石が多く唯慎重に。
上部岸壁も、唯慎重に、左側の草付きを出来るだけ避けて登る。最後は右の縦走路へ逃げず、日の岳のピークへ1pで抜ける。
夏登る中山尾根は唯慎重に、忍耐強く、脆い岩と草付きを登るルートだったが、八ヶ岳の乾燥した気候の中気持ち良い一日だった。
下部岩壁1p目。冬は凹角を登ったが、今回はフェースを登った。
上部岩壁1p目の出だし。
上部岩壁を抜けて。
日の岳直下。右へ行けば縦走路。今回は上へ抜けました。