2014.06.01谷川岳烏帽子奥壁変形チムニーから奥壁ダイレクト
参加者:K師匠、N,U
一の倉沢出合5:20 変形チムニー取付 7:10
奥壁ダイレクト取付9:30 登攀終了12:00
南稜終了点上12:30 一の倉沢出合15:45
変形チムニー取りつきには早くも、2パーティ。
天気がよいので待ちながら登攀もあまり気にならない。
変チ1p目:簡単なフェース20mほど。
2p目:フェースを左上、垂壁したの支点へ25m。
3p目:出だしの垂壁が少々厄介だが残置がある。
4p目:乾いた変チを快適に登り、更に10m上の支点へ。
これより奥壁ダイレクト
5p目:左へ下り気味にトラバースしてから左上するが、
残置が全くない。15m
6p目:逆相のフェースを登り、被っているフレーク状の
ハング下を左りに登っていく。このダイレクトルートの核心部は
人工で開かれたルート、フリーでは難しそう。K師匠も
以前はフリーというが今回はA0混じり。最初からあきらめて
A0ならば納得がいく。途中、手がかりの無いところはエーリアンで
乗り切る。
7p目:出だしの10mほどの凹角だが、凹角を登らず右のカンテを乗り越し
右のフェースを登る。カンテへ出るところで勇気がいる。上の
凹角は簡単そうだが左のスタンスが乏しく、抜け口の草付が
不安点で注意を要す。終了点にリングボルト1本を打設。
8p目:不安定な草付混じりのフェースを40m、最後は左に草付
トラバースで中央カンテ終了点からの懸垂着地点へ。
7p目終了点でちょっとしたアクシデントに見舞われ、ロープにより手の平を
痛めたが皆無事下山することが出来た。
朝の一の倉沢を登ります。今年の残雪は少なく。デブリ跡もあまりありません。
何時登って息の切れる登り。テールリッジ。
6p目。ハングの下を左上して行きます。ここでエーリアンのお助け。