2019.05.26 明神岳東稜

2019.05.26明神岳東稜

3:05明神館  5:08宮川のコル 6;30ひょうたん池 11:55明神岳山頂  3:00 奥明神沢コル 14:15岳沢小屋 16:30上高地

10回目くらいの明神東稜だが残雪期としては一番遅い5月の終わり。去年は東稜でよく一緒になったKガイドが4月に亡くなったなどのこともあり気分が乗らず実現しなかった。何時も泊まる嘉門次小屋は今年から宿泊客をとらないとのことだった。仕方がないので2,000円ほど高い明神館へ泊った。宿泊の快適さからいうと明神館の方が良いが、雰囲気は嘉門次小屋にはかなわない。夕食事時のオーナーの講話も気に入らない。2時半に起きて3時過ぎに出るが、暖かい。宮川のコルまでは全く雪がない。宮川のコルからヒョウタン池までは雪渓通しに歩くことが出来ず灌木の藪漕ぎを強いられ疲れた。ヒョウタン池には幕営した2名が準備を終えたところ。東稜を登るのかと思うとそのまま下山していった。結局東稜は我々2人だった。ほとんど雪がないのだが所々出てくる雪壁のためアイゼンを付けたままの登攀となった。気温も上がり、アイゼン、コンテスタイルで登ったのでとても疲れた。雪も高温のためグサグサ不安定でさらに疲れる要因に。最後のバットレスに立派なロープがかかっていた。邪魔だと思って思い切り引っ張ったら簡単に外れた。山頂直下20mほど残っている雪もグサグサ、左の肩に出て終了した。今までで一番時間がかかったし疲れた。これは自分の年からくる体力低下なのか反省の材料となった。

明神の二輪草。

泊まれないけど嘉門次小屋でビール。

宮川のコルも雪が少ない。

ヒョウタン池まで雪がつながっていません。灌木帯の突破が大変でした。

雪渓へ出てヒョウタン池へ。

東稜も何とか雪が残っている感じ。

ヒョウタン池で大休止。これから急に気温が上がりました。

貴重な雪稜。

このピークを下るとラクダのコル。正面は山頂直下のバットレス。

バットレス直下のグスグス雪壁。

明神山頂。

疲れました。

奥明神沢の下り。

 

 

 

 

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