2019.08.04 前穂高岳北尾根

2019.8.4前穂高岳北尾根

3:30涸沢小屋 5:30 5,6のコル 9:00前穂高山頂 11:30 岳沢小屋 14:00上高地登山口。

前日、上高地より涸沢入り。久しぶりの涸沢は遠かった。それよりもヒュッテ前テント場から 初めて泊まる涸沢小屋までの登りがこたえた。冬は安比高原、夏は涸沢小屋で働くT沢さんを頼りに初めての涸沢小屋だった。T沢さんは警備隊出向で不在だが生ビールをごちそうになった。3時起床だが北尾根方面は我々だけ、5,6のコル方面へヘッデンの光が見える。明るければ明瞭なのだが小屋から雪渓へ出るのに少々迷う、ヒュッテ近くまで戻り雪渓へ出るのが正解だったのかもしれない。ガレ場を嫌い、アルミアイゼンを付け雪渓をできるだけ登る。途中であきらめガレ場を辿りふみ跡へ出る。明るくなった5,6のコルは予想通りブヨの出迎え、慌てて防虫スプレーを塗る。数年前4峰正面壁を登っているので4峰まではわかっているはずであったが4峰を涸沢側へ捲くと不明瞭になる。アンザイレンして奥又側へ戻りルートを取り戻す。3,4のコルにはスタカットで登り始めた3人パーティ。若い3人の後に続く。遅いが、急ぐ登攀でもないのでゆっくり登る。北尾根上部はまさに50年振り、記憶に全く無い。当時はロープを出さずに登り降りしていたがルートが変わったのだろうか?2峰の下りは先行の懸垂が遅いので涸沢側を捲いて降りる。ここは少々悪かった。頂上で先行の3人にコンテの際のロープの捲き方を教える。彼らは途中、首に巻き付ける危険な形でロープを保持していた。皆素直な20代の若者だった。大渋滞の重太郎新道を下るがここが一番の難所だったかもしれない。でも、50年振りの北尾根は楽しかった。

涸沢のテント村。思ったより少ない。

涸沢小屋のテラスより北尾根。

ビールとわらび餅。

ビールとソフトクリーム。

5,6のコルで登攀スタイルへ。

にぎやかな前穂高山頂。

 

 

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