2016.4.23 西穂高転じて間ノ岳

2016.04.23 西穂高転じて間ノ岳

6:45上高地 9:30西穂高沢雪渓下 12:55西穂間ノ岳コル13:45間ノ岳山頂 16:00岳沢登山道合流 17:30上高地

参加者:U,N

朝一番のバスで雪が全く見られない上高地入り。岳沢への登山道から岳沢へ降りるが雪が全く無く、灌木帯を右岸に横断するのに苦労した。例年の積雪ならば雪渓を簡単に横断出来ると思われた。西穂高沢には殆どトレースが無く、踝まで埋まる登りに終始した。途中、大きな間違え。記録を読んだ記憶に西穂高沢右股という記述が頭に残っており、雪渓が大きく2つに分かれる地点で右の傾斜の強い沢を選択した。稜線へは予定より遅れて到着。ここより西穂高と思っている右のピークへ向かう。記憶にある西穂高に比べて難しそうだったのでロープを出し、コンテで進む。夏道と思われるトラバース気味のルートは雪が少なく雪質も不安定なのでリッジ通しに登る。岩質が極端に脆く、記憶にある西穂高の岩質とは違った。最後雪壁を頂上にでるが、頂上には何の標識もない。後ろを振り返ると、頂上標識らしきもののある西穂高が確認できた。間ノ岳からは天狗のコルへも下降できるが、時間も遅く、脆い岩質を考えて同ルートを下降した。コルまでは緊張する下りに終始した。西穂高は登れなかったが、自分にとっては初めての間ノ岳と無理やり納得しながら最終のバスへ急いだ。それにしても今年は雪が少なく同時期のルート概念は通用しないかもしれない。

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登山道が岳沢へ合流する地点。全く雪がありません。

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青ラインが今回の登攀ライン。赤が正解でした。

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西穂沢雪渓の末端より。

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右の雪渓を登ってしまいました。

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直近に登ったトレースはありません。

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深くはありませんが疲れます。

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間ノ岳山頂より西穂高を望む。やはり西穂は立派に見えます。

 

 

 

 

 

 

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