’12.01.02-03城山南壁

参加者 杉並労山(Sワラさん、Sキさん、Iさん)、山岳同人マーモット(Oさん)、アルムクラブ(M)

記:M

 

年明け初クライミングに城山へ行ってきました。

江戸川橋T-WALLでいつもリードをご一緒させてもらっている杉並労山さんと山岳同人マーモットさんとの合同クライミング。

初の城山だったが、主なテン場となる河川敷は南壁へのアプローチも近いし買出しもトイレも便利で夕飯には地元の焼肉を食べ温泉にも浸かれてとても快適だった。

2日は南壁の簡単なスラブでアップした後、2組に別れてマルチを。

Sワラさん、Iさん、Oさんは中央壁ダイレクト(4P 5.7、5.10d、5.10b、5.8)へ

SキさんとMはバトルランナー(4P 5.8、5.10a、5.7R、5.9R)へ

1P目(Sキさんリード)

5.8の何でもないスラブ。ただ、終了点を自分が間違えて指示してしまったので短くなってしまった。本来の1P目終了点はハングの先にある木だったようだ。

2P目(Mリード)

ガバの多いフェースをグイグイ登っていく。試しに今回は限界サイズのカタナを履いてきたが足が痛い・・・これぐらいのグレードのマルチならやはり余裕のあるフォースにしておくべきだった。

1P目を短くしてしまったので、ロープが足りず2P目もズレてしまった。鎌形ハングの下で切る。

隣を見るとIさんが3P目を登るところだった。中央壁ダイレクト組はかなり厳しそうだ。マルチの5.10dを初見でリードするのはかなりの実力が必要だと再認識する(実は今の自分ならいける?とか思っていたM)Iさんの3P目5.10bも傾斜が立っており細かいホールドでのクライミングとなり難しそうだった。

3P目(Mリード)

まずは2P目残りの鎌形ハングを越える・・・が、まさかのテンション。ムーブがわかってしまえばサクっと越えられたが、初見でコレが出せないOS能力の低さに「お前は本当に5.11bをOSしている男なのか?」と自分に突っ込みを入れる・・・。

ハングのすぐ上に本来の2P目終了点。ここから更に登って3P目へ。トポ通りランナウト気味だがドガバばかりなので問題無し。岩が濡れていた上で強風だったりすると怖いかも。高度感は抜群、シングルピッチのルートやボルダリングには無い爽快感が得られる。

4P目(Sキさんリード)

3P目と同様、ガバを頼りに登って終了。

バトルランナーは真っ直ぐ上がるだけの素直なルートで、ハング等の核心もちゃんとあり高度感抜群の良いルートでした。人気が高いのも納得。

 

3日

前日の長い宴会の影響で全員爆睡・・・起床8時半。数名が二日酔い。エキスカーションの予定だったがマルチは中止。

OさんとIさんに朝イチでジプシーマリー5.10aに誘われるが、自分の鼻が「これはヤバイ系だ」と告げていたので大人しくスラブの5.9でアップ。ジプシーマリーを見ると案の定Oさん(中央の赤ヘルメット)が手こずっていた。5.10aにしては悪いと思う。

アップのあと、ロンググッドバイ5.10bと、5.10dを登って(核心部を右に逃げてしまったので隣の5.10a扱いらしい)からハートルート5.11aにSワラさん、Iさん、Oさん、Mで挑む。

2便出した結果、撃沈。ルートとしては短くて癒しのガバもあり取り付きやすいルート。2回トップアウトした感想では、ハング下から終了点まで若干ランナウトするので乗っこしの恐怖核心だった。次回、またチャレンジしたい。

枕を並べて討ち死にした4名とは別に、Sキさんは一人エキスカーション1P目を登り、グレード更新となる5.10aをRPしていた。

カテゴリー: 山行報告 タグ: パーマリンク

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