【アプローチ】
子持山登山口7号橋駐車場を目指す。
橋を渡り右側にすぐ登山口が出てくる。
登山口よりすぐ太鼓橋の左に屏風岩が聳えている。鳥居もあり登っているようにはとても見えないが、シュリンゲがかかっていた。しばらく沢道をそのまま登り、やがて出てきた歌碑を右側、子持山、獅子岩方面に向かい、涸れた沢から樹林帯としばらく登って尾根に出る少し手前、分岐に真っ直ぐが「危険立入禁止」、右に子持山か獅子岩(←どちらか記憶不鮮明)となっていたので、私たちは右に登り尾根に出たが、どうやらそのまま「危険」とある分岐を無視して尾根に出ずそのまま真っ直ぐ登っていくようだ。後ろのパーティーはそのように来たとのこと。私たちは尾根道をそのまま登り、「獅子岩」「子持山頂上」の分岐少し手前で左に下りているトレースを下り、滑りやすい斜面をトラバースして取り付きに着いた。
分岐歌碑(登りは写真表面右に登ったが、下りで写真表面左屏風岩方面から出てきたので左でも行ける?どちらがわかりやすく早いかは不明)
登山道から見た獅子岩
9:40 登攀開始。私たちは2パーティー目。靴、水のみ持ち、後はデポ。
1ピッチ目
下から見た時点では結構ホールド、スタンスともにありそうに思えたが外傾していた。スラブが久しぶりの体には少々緊張する。この日は私たちの前に1パーティー、後ろは確認出来ただけで、4パーティー。2ピッチ目に入るとき少々待った。
結構傾斜が強い。特に写真真ん中、スラブを乗り越すところが傾斜が強く、ここの乗越がポイントに感じた。また、下から見たとき下から1ピッチで可能のように思えたが案外長い。
3ピッチ目
スラブで外傾気味のホールドの中、思い切ってハイステップで進んでいく。左上気味に登り、ピッチ終了間際で全くのスラブに一瞬焦るが、右のフレークをつかみスメアリングを交えながら草付に入っていき、3ピッチ目終了。
4ピッチ目。最初はスラブだが、これまでのスラブよりは傾斜も落ち、ホールド、スタンスともに多く感じた。スラブが終わり、フェースへと移る。一旦、樹林の方に左足を乗せ、その後外傾した大きなスタンスに乗り、傾斜が強くなったフェースを乗越し、登山道が右から来る大きなテラスに出る。
5ピッチ最終ピッチ。凹角を登りあっという間に最終ピッチ11時30分終了。獅子頭からの下山道。
獅子岩の頭は360°の大パノラマが広がっていた。帰りは登山道を下山し、途中から右にトレースを見つけ、アプローチ同様トラバースしてデポした荷物を取りに行き、トレース通り左にトラバース気味に下り、尾根道の下山道と合流。アプローチ時とは違ったが尾根道をそのままトレース通りに下山。感じとしては左に寄りすぎている気がして、もしかしたら車を置いた7号橋駐車場より下の6号橋駐車場の方に下りるのではと思ったが、アプローチ時のポイントの歌碑のある分岐、登りとは逆、屏風岩方面から下りてきた。
子持山はピッチ数は少ないがなかなか楽しいルートだった。また、ハイキングでも展望が素晴らしく楽しい山ではないかと感じた。