2016.5.22谷川岳一ノ倉沢南稜フランケ

2016.5.22 谷川岳一ノ倉沢南稜フランケ

参加者:U,K

4:40谷川岳登山指導センター 5:35一ノ倉沢出合7:30南稜フランケ登攀開始 10:15南稜終了点12:55一ノ倉沢出合

数日間好天気が続いているので湿っていると登攀の難しい南稜フランケへ。林道を歩いているとR鳳のK,Iさんの二人に出会い一緒に出合へ向かう。彼らは奥壁ダイレクトへ。南稜フランケは我々だけで、のんびり準備して取り付く。2p目を登っていると後続が登って来た。30代長身のリードでとても上手だった。2p目は前回登った左側の草付を登らず、逆層フェースを直上する。逆層のホールドでスタンスだよりの登攀だった。3p目はハング下からフェースへ出てからの1mが難しい。4p目はフェースを左上、左へトラバースしてカンテラインへ出るところが厳しい。5p目は草付を左上、カンテを直上して最後はフェースを登り南稜へ出た。3p目の大テラスまで後続したアメリカ人1名を含む3人パーティはテラスを右トラバース、白い崩壊フェースを登り、奥壁ダイレクトかディレッティシマへ続けようとしていたが登れず、変形チムニー上部にトラバースして出た。その後ディレッティシマのラインを登っていた。もしかして、あのリードはピオレドールクライマーのKYさんかも。南稜の最後の懸垂でロープが回収できず20分ロス。思わぬ疲労困憊だった。中央稜の基部で元会員のNさんと会う。衝立ダイレクトカンテの取り付きが解らなかったとのこと。そういえば衝立には誰も取り付いていなかった。気温が高すぎて衝立では脱水症状になりそうな天気だった。

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今年は雪の少ない一ノ倉沢。デブリが少なく歩きやすいです。

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1p目の逆層スラブ。

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2p目。小ハングを越え、フェースを直上、逆層フェースを右上します。CIMG2937

3p目の出だし。これから右フェースへ出ての1歩が難しい。

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奥壁ダイレクトでビレイするKさん。

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奥壁ダイレクト核心ピッチのIさん。

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最終ピッチ。

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4p目終了点からルートを見下ろす。

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南稜へ合流。

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