2015.4.26 穂高明神岳東稜
4:00 嘉門次小屋 6:10 ひょうたん池
10:30 明神岳主峰
これで6度目の明神岳東稜。岩魚養殖場からのアプローチは年々整備されている。白いザレの上の右側のルンゼの入口も間違うことはない。しかしながら今年は例年になく残雪が多い。さすがに宮川のコル付近の南面には雪はないがルンゼ通しはびっちりと雪が詰まっていた。途中、Tガイドのパーティに抜かれゆっくりとひょうたん池へ。そこで野営していた、外国人と日本人の2人。ドイツの友人からもらったチョコレートを食べ、外人にお裾わけした。“どうしたのこのオーストリアのチョコレート!懐かしい!”。 福井在住のオーストリア人。福井大学の教員か職員らしい。オーストリアのガイド資格をもっているとのこと。国立大学なので兼業は禁止。流暢な日本語につられヨーロッパの山で話が弾み、大休止。アルプスで会うオーストリア人は親切、ガイドにもいろいろルートを教えてもらった。それに引換、○○○○人は意地悪などと。
ひょうたん池から太陽があたりはじめ、暑い、途中、上から脱いで行く。最後はオーバーズボン。アイゼンは履いていたが夏のようなバットレスを登り。頂上へ。
オーストラリア人パーティには5峰まで縦走する事をすすめる。暑くて疲れた我々は奥明神沢から岳沢へ。
ひょうたん池のコルより。先行するオーストリア人パーティ。
バットレスの登攀。アイゼンを履いているが夏の登攀。
明神岳山頂。後ろは奥穂高。陽のあたる露出部分の雪解けが極端な今シーズン。