参加者:U,N, M 記:M
すみません、実はブログ形式になってから初の投稿です。
年末の連休は外ボルダー(御岳)と外リード(城山)のお誘いがあったが
せっかくの12月の連休「八ヶ岳に入りたい」とUさんに相談したところアイスに連れて行って
いただけることに。
前夜発で、いつもの場所で暖かく寝た後の23日早朝。
ローソンで温かい食事を取ってから船山十字路へ向かう。
準備を整えて広河原沢左股へ向けて出発。
阿弥陀岳南稜への分岐を過ぎてさらに歩くこと1時間程でP1の滝へ。
ここで装備を整えて滝へ向かうが
、まったく凍っておらず右から巻く。
ここから更に1時間進んだことろでやっと登れそうな滝が出現。
Uさんのリードでアルパインアイスがスタート。
この後は傾斜の緩い小滝が続く
今回初使用の靴とアイゼン、アックスは絶好調で、氷にバッチリ決まる。(画像はUさん)
いくつかの小滝と、いくつかの岩場を越えたことろで大滝が登場。
傾斜の緩い小滝を登って手ごたえを感じていたので
ここはMがリードさせていただくことに。
これが甘かった・・・傾斜が立ってくると、恐怖からか身体を氷に近づけ過ぎて結果としてアイゼンの歯がまったく効かせられなくなり、足が切れてしまう。
ならばと、岩場でのフリーの様にエッジで効かせようとする(下画像)が素人の思いつきが通用するハズもなくアイゼンの歯は刺さらない。
当然、スクリューを打つ余裕も無いのでランナウト気味の状態で何度も両足が切れて宙ぶらりになり肝を冷やした。焦って蹴り込むアイゼンも正しい角度でなければ効くハズもなく、結局腕力で身体を引き上げて息も絶え絶えに切り抜けた。
抜け口では薄くなっていた氷も割ってしまいUさんには濡れたルートを登らせてしまうわ、支点をろくに取れなかった結果Nさんはミックスルートになってしまう(しかもここも濡れていた)わで、3人共とてもシビレるピッチにしてしまった。
リードの経験も技術も無いのに「ナメ滝と同じ」と見誤り出しゃばった事を反省・・・
その後も続く滝、滝、滝・・・
8本もの滝を越えて終了。帰りは同ルートを懸垂下降。
Uさんに導かれて、心身疲れて出発から14時間後に船山十字路に到着。
寒い船山十字路でテントを張る元気もなく「いつもの場所」に戻って
温かいお風呂に入り、Nさんのスパゲティをたらふく食べて(ごちそうさまでした)就寝。
24日
当初のクリスマスルンゼ案は朝一番の「もうあの道は歩きたくない」という意見が全員一致したため八ヶ岳を離れて岩根山荘へ向かうことに。
Iさんが前日に登っているようなので凍っているだろうという判断。
作成途中ながらも2本ルートが取れました。
前日、無様なクライミングをしたのでこの日は一から勉強し直し!
2つのルートを角度を変えて何度も登り8本。
充実した練習が出来ました。
お疲れ様でした。それまで絶好調だったよね。
ビレー中は怒鳴りそうになるUさんを押さえつつ、
ただただお祈りしてました…。
それからまた絶好調にもどったMさんさすがです。